【使用感レビュー】副業に必要なMacBook Proのスペックは?
- 副業のパソコンって何を選べばいいかわからない⋯
- MacBook Proのスペック気になるけど実際どう?
- 高額だから慎重に買いたい!
副業用のパソコン選びで迷う人は多いと思います。とくにMacBook Proは価格が高めなので、「本当にここまでのスペックが必要なのか?」「Airでも足りるのでは?」と悩んで、結局購入が先延ばしになってしまう人も多いです。
私が使っているのは、M3 Proチップ/メモリ18GB/SSD512GBのMacBook Proです。結論からいうと、副業用途としてはかなり快適です。ほとんどの作業は十分にこなせます。
ただし、動画編集やAI系ツールを重めに使うなら、ややストレスを感じる場面もあるというのが正直な感想です。
この記事では、実際に使っているスペックや用途、そして使ってみて感じた減点ポイント・加点ポイントをまとめます。
「副業用にどのMacを選べばいいか迷っている」という人の参考になればうれしいです。
MacかWindowsかで悩んでいる方はこちら
筆者のMacBook Proのスペックと使い方

私が使っているMacBook Proのスペックと使い方は次の通りです。参考にしてください。
基本スペック
- チップ:M3 Pro
- メモリ:18GB
- ストレージ:512GB
- 発売日:2023年11月
- 価格.com経由で279,200円で購入
いわゆる“盛りすぎない、でも余裕は持たせた構成”です。副業で使うことを考えると、メモリ8GBや16GBだと少し不安があり、かといってフルスペックにすると価格が一気に上がります。
その点、M3 Pro/18GB/512GBは、文章作成・資料作成・Web作業・画像編集・軽めの動画編集まで幅広く対応できるので、かなりバランスがいいと感じています。
2026年4月時点の中古で、おおよそ19万円前後で買えるようです。(Sofmap、イオシスなど)
ディスプレイ2枚に出力

作業効率を上げるために、私は外部ディスプレイ2枚に出力して使っています。ノートPC単体でも使えますが、リサーチしながらライティングしたり、動画編集しながらデザインをしたりすると、どうしても画面の狭さが気になってきます。
使っている2つのディスプレイはXiaomi A24iです。24インチのディスプレイが1.2万円で買える時代になったのは価格破壊ですよね。
ほか、USB-C⇔HDMIケーブル(1.5m)、デュアルモニターアームを使っています。
3画面あるとたとえば、
- MacBook ProでGoogleドキュメント
- 2画面目にリサーチ用のブラウザとチャットツール
- 3画面目にAIツール
というように使い分けると、ウィンドウを切り替える手間が減って、かなり快適です。
副業では「文章を書く」「調べる」「整理する」を同時進行することが多いので、デュアルディスプレイ環境との相性はかなり良いです。
外部ディスプレイ1枚だけでも作業効率は段違いなので、MacBookと一緒に購入をおすすめします。

2画面の出力に対応していないモデルもあるので、MacBook AirやProを買う際は仕様をチェックしましょう。
使用しているソフト・アプリ・ツール
普段は、主に以下のようなソフトやアプリ、ツールを使っています。
- Final Cut Pro(動画編集ソフト)
- Claude Code
- Googleドキュメント
- Microsoft Office
- Canva
- Notion
- WordPress
文章作成や資料作成だけなら、そこまで高いスペックは必要ありません。
ただ、実際の副業では「記事を書く」だけでなく、画像を作る、資料を整える、動画を触る、AIツールを動かすなど、複数の作業が重なります。
そのため、ブラウザを大量に開きながら、CanvaやNotion、Office、AIツールを同時に使ってもある程度余裕があるというのは、M3 Pro/18GBメモリの強みだと感じています。
【使用感レビュー】減点ポイント
2年ほど使ってわかった、使用感を正直にレビューします。ここでは、減点ポイントを紹介します。
動画編集ソフトで処理が遅い
一番気になるのは、動画編集時の処理速度です。
作成した動画はこちら。
静止画とテロップのみというシンプルな構成です。これくらいの構成であれば、問題なくこなせます。
ただし、これ以上の動画構成にする場合は、やや重たさを感じます。エフェクトを多用したり、素材が重かったり、複数の作業を同時に進めたりすると、“快適そのもの”とは言いにくいです。
Final Cut ProはMacとの相性が良くて使いやすいのですが、書き出しやプレビューで「少し待つな」と感じることがあります。
「書き出しって何度もしないから大丈夫でしょ?」と思われるかもしれませんが、意外と何度もやり直すことがあります。
副業で動画編集がメインになる人なら、MacBook Proで構成をどれにするか検討することをおすすめします。
Claude Codeを使うとMacが熱くなって悲鳴をあげる
最近はAI系ツールを使う機会が増えていますが、Claude Codeは自分のパソコン上で動かすツールなので、本体がかなり熱くなることがあります。
Claude Codeは非エンジニアでもプログラムを作れるAIツールです。ChatGPTやGemini、Claudeとは異なり、Claude Codeは自分のパソコンの内部を走らせるツールなので、処理速度はパソコンのスペックに左右されます。
Claude Codeでは主に動画素材から自動で文字起こし、字幕作成をしてもらいます。10分の動画のフルテロップに5時間程度かかっていましたが、30分程度で終わるようになりました。
「副業でAIを少し触る」くらいなら十分でも、AI活用をがっつり業務に組み込みたい人には、パソコンのスペックに余裕を感じにくいです。
ちょっと重たい(物理的に)
MacBook Proは物理的にやはり少し重たいです。リュックなら持ち運びやすいですが、トートバッグだと重たさをずっしり感じます。
持ち運べないほどではないものの、毎日カフェやコワーキングスペースに持っていく人だと、軽さのありがたみを感じる場面はあると思います。
自宅メインで使うならあまり気になりませんが、外出先での作業が多い人にとっては、MacBook Airの軽さのほうが魅力に映るかもしれません。
高性能なぶん、どうしても“軽快さ”では少し譲る部分があります。
【使用感レビュー】加点ポイント
ここでは、加点ポイントを紹介します。AirでもProでも共通しているポイントも多いです。
処理能力が非常に高い
MacBook Proを使っていて感じる大きな強みのひとつが、やはり処理能力の高さです。
文章作成やリサーチのような軽い作業はもちろん、ブラウザで複数タブを開きながら、Googleドキュメント、Notion、Canva、Office、AIツールなどを同時に使っても、全体の動作が重くなりにくいと感じます。
副業では、「調べる」「書く」「資料を整える」「やり取りする」といった作業を並行して進めることが多いので、この余裕の大きさはかなり重要です。
MacBook Airでも十分こなせる作業は多いですが、複数のアプリを同時に立ち上げる使い方や、少し重めの処理を日常的に行うなら、MacBook Proの安心感はやはり大きいです。
リセールバリューが高くて買い替えやすい
MacBook Proの大きな魅力のひとつが、リセールバリューの高さです。279,200円で新品で購入して、約2年半の型落ちですがヤフオクやメルカリなどで14〜17万くらいで取引されています。
これを売れば、新品のMacBook Proの価格の半分ほどは用意できます。
Windowsノートに比べると中古でも値がつきやすく、買い替えしやすいのはかなり助かります。
副業用PCは安い買い物ではないので、購入時の価格だけでなく、数年後にいくらで手放せるかまで考えると、Macは意外とコストパフォーマンスが良いと言えます。
「最初は高いけど、結果的に買い替えやすい」のがMacの特徴です。
トラックパッドがあるからマウスいらず

MacBook Proはトラックパッドの使い心地が本当に優秀です。
スクロール、ドラッグ、画面切り替えなどが直感的にできるので、基本的にマウスなしで扱えます。
副業では、作業場所を変えることも多いと思います。そのたびにマウスを出したり片付けたりしなくていいのは、地味ですがかなり快適です。
“どこでもすぐ作業に入れる”という身軽さは、ノートPCとして大きな強みだと思います。
バッテリーの持ちがいい
MacBook Proはバッテリー持ちがかなり良いです。MacBook Airよりも長時間使うことができます。
外で作業していても、バッテリー残量をそこまで神経質に気にしなくていいのは大きなメリットです。
副業では、まとまった時間をカフェや移動中に使うこともあります。そんなときに充電切れの不安が少ないのは、作業への集中力にもつながります。
「電源のある席を探す」というストレスが減るだけでも価値があります。
長時間ディスプレイを見ても疲れにくい
個人的にかなり満足しているのが、ディスプレイの見やすさです。
長時間作業していても目が疲れにくく、文字入力や資料確認、ブラウジングなどが快適にできます。
副業は本業後の時間にやることも多く、すでに疲れている状態で画面を見るケースも少なくありません。その中で、視認性の高いディスプレイは想像以上に重要です。
毎日使うものだからこそ、この快適さは積み重なると大きな差になると感じています。
USB-Cポートが3つあって便利
MacBook ProはUSB-Cポートが3つあるので、周辺機器をつなぐときにかなり便利です。(MacBook Airは2つ)
外部ディスプレイ、充電、ハブやSSDなどを同時に使いたい場面でも、余裕があります。
副業環境は意外と接続するものが増えがちです。モニター、ストレージ、充電ケーブル、場合によってはオーディオ機器など、ポート数が足りないと小さなストレスが積み重なります。
その点、最初からある程度余裕があるのはありがたいです。地味ですが、毎日の作業快適さに直結するポイントだと思います。
【総評】M3 Proチップ/メモリ18GB/512GBでも十分だが、動画編集はややストレス

総合的に見ると、M3 Proチップ/メモリ18GB/SSD512GBのMacBook Proは、副業用としてかなりバランスのいい1台です。
文章作成、資料作成、リサーチ、Canvaでのデザイン、Notionでの整理、Office作業、AIツールの活用など、幅広い用途にしっかり対応してくれます。
一方で、動画編集やAI系の重い処理を多用する場合は、少しストレスを感じる場面もあります。
つまりこの構成は、何でもできるけれど、重い作業を本気でやるなら少し物足りないという立ち位置です。
- 文章作成・事務作業・情報発信中心の人には十分で、オーバースペックまである
- デザインやAI活用も含めて幅広くやる人にもかなり実用的
- 動画編集がメインの人には、もう少し上のスペックも検討余地あり
現行モデルでおすすめのMacは?

これまでの使用レビューを踏まえて、現行モデルのおすすめを紹介します。
副業の内容に合わせて「Airで十分な人」と「Proを選んだほうがいい人」ははっきり分かれます。以下の比較表を参考にしてください。
| 用途 | おすすめモデル | 推奨メモリ | 推奨ストレージ | 向いている人 |
| 文章作成・事務作業中心 | MacBook Air 13インチ(M5) | 16GB | 512GB | ブログ執筆、Web検索、Googleドキュメント、Office、Notionが中心の人、外に頻繁に持ち出したい人 |
| 文章作成・事務作業中心 (サブディスプレイなし) | MacBook Air 15インチ(M5) | 16GB | 512GB | 上記用途に加え、サブディスプレイを置くスペースがない人、大きい画面に慣れている人 |
| 簡単な動画編集やデザイン作業中心 | MacBook Pro 14インチ(M5) | 24GB | 1TB | Adobe系ソフトやAIツール、複数ウィンドウ、サブディスプレイ運用まで余裕を持たせたい人 |
| 動画編集を副業でしっかりやる | MacBook Pro 14インチ(M5 Pro) | 24GB以上 | 1TB以上 | Final Cut Proをよく使い、書き出し速度や動作の安定感を重視したい人 |
| 動画編集・AI・開発まで本格的にやる | MacBook Pro 14インチ(M5 Pro) | 36GB以上 | 1TB以上 | Macを副業用ではなく“仕事道具”として使い倒したい人 |
現行モデルのMac選びは「何ができるか」よりも、どこまで快適にこなしたいかで決めるのがポイントです。
文章作成や事務作業、情報発信が中心ならMacBook Airで十分実用的です。ただし、2つの外部ディスプレイを使ったり、デザインやAIのツールを並行して使ったり、メモリは少し余裕を持たせたほうが安心です。
一方で、動画編集を副業の主軸にするなら、Airでも不可能ではありませんが、本気で取り組むには快適とはいえません。何年もストレスを抱えながら、使い続けたくありませんよね。書き出し速度や高負荷時の安定感を考えるとMacBook Proのほうが快適です。
MacBook Proなら多くの失敗は避けられる
正直、MacBook Proの高スペックのものを購入すればどんな作業も快適ですし、多くの失敗は避けられます。しかし、スペックを盛った高額のMacを、副業で回収するにはどのくらい期間がかかりますか? 売上はすでに立っていて、予測できますか?
予算も限られているなかで、自分の用途に合ったモデルを見つけるには、今回紹介したような筆者の用途と自分の使い道を比較して、検討することをおすすめします。
実際に使ってみた感想として、M3 Proチップ / メモリ18GB / SSD512GBのMacBook Proは、副業用途としてかなり優秀でした。
文章作成や資料作成、リサーチ、Canva、Notion、Office、AIツール活用まで幅広く対応できるので、多くの人にとっては十分実用的なスペックだと思います。
一方で、動画編集やAI系の重い処理を頻繁に行うなら、少し物足りなさを感じる場面もあります。

いま、筆者が購入するならMacBook Pro M5 Proチップ/15コアCPU、16コアGPU/メモリ24GB/SSD1TBにします。
もっと盛りたいですがこれでも369,800円(2026年4月時点)と高額なので…
これから新しくMacを選ぶなら、まずは自分の副業が以下のいずれに当てはまるのかを整理してみましょう。
- 文章・事務作業中心 MacBook Air
- デザインやAI活用も含む MacBook Pro(M5チップ)
- 動画編集をしっかりやる MacBook Pro(M5 Proチップ)
なお、おすすめの購入サイトは価格.comです。買いたいモデルの最安値を狙えば大丈夫です。
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高い買い物だからこそ、背伸びしすぎず、でも数年後に後悔しにくい1台を選べるよう、本記事がお役に立てればうれしいです。
