はじめ方

初期投資少なめ×得意で稼ごう!月5万円以上稼げるおすすめ副業14選

おすすめ副業14選
Bobby Saitou

何もかもが高い! 物価上昇が続き、お米を中心に食料品や日用品の値段が高いと感じることが増えました。

月5万円の副収入があれば、お小遣いとして年間60万円を多く使うことができます。

NISAで月5万円を積み立てれば20年で2,000万円もありえますので、老後の備えとすることも可能です。(年利5%のインデックスファンド想定)

この記事では、初期投資が少なめの副業を12選と、番外編として初期投資がやや高めの副業を2選紹介します。

それぞれの副業の収入の目安、必要スキル、案件獲得方法まで具体的にお伝えし、副業で失敗しないための重要なポイントもご紹介します。

1.副業を始めるなら絶対に初期投資は少なく!

初期投資の高さはリスクの高さ

副業を始めるときに陥りがちなのは、「初期投資が高くなってしまう」こと。

プログラミングやデザインのスクールに申し込もうとしていませんか?

高額な情報商材を買おうとしていませんか?

初期投資が高いということは、副業の黒字化を先延ばしするということです。

黒字化させるタイミングが半年以上であれば、思いとどまってください。心が折れてやめてしまうのがきっと先です。

まずは小さく始めることが重要

副業成功のカギは「小さく始めて大きく育てる」ことです。

最小限の投資で、最初から高単価を狙わず、確実にこなせる案件から開始することが重要です。最初は時給換算で数十円などもありえるでしょう。

しかし、今回紹介する副業であれば大きく育てれば月50万円以上も狙えるポテンシャルを持っています。

はじめて乗る自転車で補助輪をつけるように、ドラクエでスライムを倒してレベルを上げるように、まずは簡単なところから始めていくことで心が折れることを防がなければなりません。

真剣に取り組めばすぐにレベルアップできます!

パソコンは必須!初期投資額はパソコン+3万円くらいまで!

初期投資が3万円を超えると回収するまえに諦めてしまう確率が上がると筆者は考えています。

パソコンを持っていないない、もしくは古くて使い物にならない場合は新しく購入する必要があります。

取り組みたい副業が動画編集、Webデザイン、プログラミングでなければM2チップ搭載のMacbook airがおすすめで、価格は9〜12万円程度です。(2025年9月時点)

Mac整備済製品はこちら(Apple公式サイト)

パソコンはどの副業をやるにしても必須です。

  • クライアントとのメールやチャット
  • 写真の加工やアップロード
  • 各種ツールを使った分析

など。副業の実作業以外にも使い道は多岐にわたります。

パソコンを持つ必要がないのは、例えばフードや軽貨物などの配達員です。

スマホひとつとバイクで、筆者もたまに配達員をやりますが、過酷です。しかも単価が上がる見込みがないですし、スキルも身につきません。危険も伴います。

そのため、長期で続けるには割に合わないので、おすすめできません。

また、アルバイト・パートの副業は確実に賃金をもらえますが、たいていは本業先にバレます。パソコンは副業の必須の道具として考えておきましょう。

2.得意を活かせれば成功が近づく!

あなたの強みはなんですか? と聞かれて、パッと答えが出る方はほとんどいないのではないでしょうか。

強みとは、ある集団のなかで比べたときに得意・優位であるものです。

得意・優位なものなんて…と思われるかもしれませんが、必ずそういう領域があります。必ずあります。

専門家レベルである必要はありません。はじめは100人集めてその中でトップ10に入れるほどで良いです。

強みの例

  • 転職で年収50万円アップさせた
  • TOEIC850点以上持っている
  • 美容グッズオタクだ
  • AIの最新動向を常にチェックしている

副業を始めるときは人より少し得意という状態であったものが、もっと得意になっていき、気がつけばその分野で専門家レベルになることだってあります。

それでもまだ、自分の強みがわからない方に、このブログを紹介します。

かんたブログ(外部リンク)

ガス乾燥機「かんたくん」を日本一詳しく解説しているブログです。

筆者はブログ主と知り合いでもなんでもなく勝手に紹介しますが、持っているものを詳しく紹介できる、そういった走り出しでもいいんです。

ただし、強みであれば何でもいいわけではありません。

Webライターやオンライン秘書といったクライアントワークでは、クライアントに合った強みである必要があります。

先ほど紹介したかんたブログでは乾太くんに詳しいことを強みにしてもクライアントには響きません。響くのは製造メーカーくらいかもしれません。

しかし、ブログやSNSを通して多くのユーザーにリーチさせるライティング力やマーケティング力を強みにすれば、企業からスキルを買ってもらえる可能性があるわけです。

物は言いようです。自分の好きなもの、ことをまずは書き出して、他者よりちょっと優れている原石を見つけましょう。

3.【初期投資少なめ】月5万円稼げる副業おすすめ13選

ここからは初期投資が少なめのおすすめ副業を紹介します。必要なパソコンはMacbook Airをおすすめしています。初心者にわかりやすい操作性で、Windowsのようにスペックが複雑ではありません。

月収目安はあくまで目安です。実際には上限がほとんどないような副業もあります。

アフィリエイトブログ

初期投資額8,000円〜
初期投資するものレンタルサーバー(6ヶ月7,260円)
ドメイン(1,000円程度)
有料テーマ(必要があれば)
副業の月収目安0〜100万円
必要なパソコンM2以上のMacbook Airメモリ8GB/SSD256GB以上
メリット稼働していないときも収益が生まれる
収益はアクセスと選ぶジャンル次第で青天井
デメリット収益が出るまで時間がかかる(0円のまま1年経つことも)
競争が激しく根性が必要

アフィエイトブログの流れ(7までで6ヶ月〜1年)

  1. サーバーをレンタルする
  2. 何に特化したブログかテーマを決める
  3. ドメインを取得する
  4. WordPressを導入して設定する
  5. とにかく記事を書いて公開する!
  6. A8.netなどアフィリエイトサービスを提供するASPに登録する
  7. アクセスが集まったらアフィリエイトを貼ってみる

アフィリエイトブログは、自分のブログに広告主の商品やサービスを紹介して、そのリンク経由で購入や申込みがあると報酬が発生する仕組みです。

Amazonや楽天の商品リンクがブログに貼り付けられているのを見ている方も多いのではないでしょうか。アレもアフィリエイトであることがほとんどです。

初期投資は8,000円くらいから。自分だけのアフィリエイトブログを作るため、レンタルサーバー代とドメイン代は必須です。

はてなブログなど、無料のブログサービスは始めやすく、アクセスも集めやすいので良いのですが、稼ぐことにおいては制約も多くておすすめしません。

また、稼げるジャンルと稼ぎにくいジャンルが存在します。

稼げるジャンルに関連した書籍を10冊買って勉強してから特化ブログを作るべし、というトップブロガーもいるので、稼げるジャンルを選ぶことは重要です。

ヒトデさんという方がブロガー界隈で有名で、累計ブログ収益は5億円以上(!)だそうです。

完全初心者向けにブログの始め方を解説しているので、ブログが気になった方はこちらを見てみましょう。

ヒトデブログ(外部リンク)

Webライティング

初期投資額3,000円程度
初期投資するもの書籍Microsoft365 月額2,130円(Wordを使うことがある)
副業の月収目安5,000円〜30万円
必要なパソコンM2以上のMacbook Airメモリ8GB/SSD256GB以上
メリット納品すれば報酬が出る
案件数も多く機会に恵まれている
デメリット文字単価を上げることが大変
稼働しなければ報酬も0円

Webライティングの流れ(5までで3〜6ヶ月程度)

  1. 書籍を読み込んで論理的な文章を心がけるようにする
  2. クラウドワークスやランサーズに登録する
  3. タスク案件に応募する
  4. 納期を守って納品する
  5. ポートフォリオを充実させて高単価案件を狙う

Webライティングは納品した分だけ報酬がもらえるフロー型ビジネスです。クライアントに決められたキーワードと文字数でライティングします。なかには1万文字を超える案件もあり、1ヶ月で書籍1冊分以上の文章を書きます。

書くことが苦手な人には向いていない副業です。

初期投資額は3,000円程度。納品形式にWordを指定されたときはMicrosoft 365のサブスク登録をしてWordを使えるようにしましょう。

まずはクラウドワークス、ランサーズに登録して、タスク案件から開始します。

文字単価1円を目標に、論理的な文章を書けるようになることを目指しましょう。ランサーズはシステム利用料が16.5%なので、5,000文字記事なら月13本納品で月5万円が達成できます。
※源泉徴収とシステム利用料を差し引く計算

1円単価で実績を積んだら、高単価案件にも挑戦することで売上を高くできます。

ポートフォリオを充実させたら、コンテンツ制作会社や編集プロダクションなど、企業に直接営業をかけましょう。

オンライン秘書

初期投資額月額2,130円
初期投資するもの資料作成用などでMicrosoft365のサブスク契約 必要があればWebカメラとマイク
副業の月収目安1万~10万円
必要なパソコンM2以上のMacbook Airメモリ8GB/SSD256GB以上
メリット経営者や事業主と仕事ができる人生の経験値が活きる場面がある
デメリットクライアントによって求められるスキルが大きく異なる即レスができない人はしんどい

オンライン秘書の流れ(5までで3〜6ヶ月程度)

  1. クラウドワークスやランサーズでどのようなスキルが求められるか確認する
  2. 自分に足りないと思われるスキルを特定して必要があれば学習する
  3. オンライン秘書求人サービスに登録する
  4. クラウドワークスやランサーズ、オンライン秘書求人サービスの案件に応募する

オンライン秘書は秘書業務から経理、総務の業務まで多岐にわたります。資料作成をしたり、クライアントの求める飲食店を探したりと、幅広い知識と経験が要求されます。

ひとつのクライアントに複数人秘書が就くことがあるので、飲食店に詳しい秘書、資料作成が得意な秘書など、役割分担ができるため苦手な分野があったとしても得意分野で補える可能性があります。

しかし、最低限のITスキルや知識は必須です。クラウドワークスやランサーズで「秘書」と検索してどのようなスキルに需要があるのかまずは知るところから始めましょう。

オンライン秘書求人サービスはHELP YOUキャスタービズフジ子さんなどが有名で、時給1,100~1,500円で契約することができます。

事務経験があり、人のサポートが得意な方にはおすすめです。

プログラミング

初期投資額月額990円〜数万円
初期投資するもの学習用の教材費(書籍やオンライン講座)
副業の月収目安1万~5万円(スキル次第で月30万円以上も可能)
必要なパソコンM2以上のMacbook Airメモリ16GB/SSD512GB以上
(メモリ8GB/SSD256GBでも可)
ただし習得したい言語によってWindowsが必須になる
メリットスキルがそのまま本業や転職にも活きる
案件単価が比較的高い(数万円〜数十万円)
成長すると収入を伸ばしやすい
デメリット学習に数百時間必要で、すぐには稼げない
未経験の状態だと案件獲得が難しい
技術の進歩が早く、常に学び続ける必要がある
クライアントとのやり取りや納期管理が必要

プログラミングの流れ(7まででゼロからなら2〜4年程度)

  1. HTML / CSS / JavaScriptといった基礎を学ぶ
  2. 習得したい言語を学ぶ
  3. ポートフォリオ制作
  4. クラウドソーシングサイトを利用する
  5. 知人や中小企業から受注
  6. XやFacebook、LinkedInで発信
  7. レバテックフリーランスなどのエージェントを利用する

エンジニアはおすすめの副業に入れるか迷いました。なぜなら、学習コストが他の副業よりも圧倒的に高いからです。数百時間の学習ののち、言語の基礎的な知識を入れてから低単価の案件をこなして、十分に経験を積んだらようやく高単価案件へ挑戦することができます。

まずは、Web系言語であるHTML / CSS / JavaScriptは多くのエンジニアが通る基礎です。簡単なWebサイトを作れるようになることで、クラウドワークスやココナラ、ランサーズなどで低単価の案件からスタートできます。

ライバー

初期投資額なし
初期投資するものなし
副業の月収目安0~50万円
必要なパソコンなし/スマホで配信ができる
メリットスマホひとつでライブ配信ができる
様々な世代の人と交流ができる
デメリット顔出しが必要になるアプリが多い
人間関係のトラブルが少なくない
配信をして投げ銭がないと収益にならない

ライバーの流れ(2までで数時間〜1日)

  1. 配信アプリをダウンロードする
  2. とにかく配信する!

いまは多くの配信アプリがあります。どのアプリを選ぶにせよ、激戦であることは変わりがないので17LIVE、Pococha、TikTokなど、視聴者の人口が多いアプリをおすすめします。

いくつかのアプリで配信してみて、自分のキャラクターとアプリの視聴者層が重なることがあるので、最初はひとつのアプリに固執しないことが良いでしょう。

筆者は2008年ごろから配信に親しんでいますが、配信アプリで月5万円稼ぐ人を多く見てきました。月50万円以上稼ぐ人もいます。しかし、月5万円以上を稼ぐには印象に残る強烈なキャラクター性と、空き時間のすべてを配信に捧げるような生活になることは間違いありません。

LINE構築

初期投資額700円/月程度(デザインツール代)
初期投資するものCanvaプロLステップなどの有料ツール(最初は無料で試す)
副業の月収目安1万〜50万円
必要なパソコンM2以上のMacbook Airメモリ16GB/SSD256GB以上
(メモリ8GB/SSD256GBでも可)
メリット初期投資が少ない
需要が高い
マーケティング知識が身につく
プログラミング不要で参入障壁が比較的低い
デメリット競合の増加で差別化が必要
ツールの月額費用がかかる
LINE側の仕様変更とツールのアップデートに対応が必要

LINE構築の流れ(5までで6〜12ヶ月程度)

  1. 基本操作やマーケティング、シナリオ設計などを学ぶ
  2. 自分用や知人向けにテスト構築する
  3. 実績・ポートフォリオを作成する
  4. クラウドソーシングやSNSで案件を探して営業する
  5. 実績を元に高単価案件や継続案件に順次挑戦していく

企業のLINE公式アカウント構築・運用を代行するLINE構築は、人気が上がってきた副業です。

基本的な流れは他の副業と同じで、学習後にクラウドワークスなどで案件を獲得して実績を作り、ポートフォリオを公開します。

大きい予算をもっている企業の案件では、10~50万円といった高額の報酬を獲得できる可能性があります。

LINE構築はプログラミングの知識が不要です。初期投資も少なく済みますので、比較的参入がしやすいおすすめの副業といえます。

SNS運用代行

初期投資額2500円程度
初期投資するものCanva Pro(デザインツール)
『沈黙のWebマーケティング』などの書籍
副業の月収目安1万〜30万円
必要なパソコンM2以上のMacbook Airメモリ8GB/SSD256GB以上
(動画の投稿も視野に入れるならメモリ16GB/SSD512GB以上が無難)
メリット需要が高い
マーケティング知識が身につく
企業や個人とのつながりが広がる
実績次第でコンサルや講座販売に発展できる
デメリット最初の実績づくりが大変
トレンド変化が速く常に情報収集が必要
クライアントとのやり取りに時間がかかる
成果(フォロワー・売上)で評価されるため、プレッシャーがある

SNS運用代行の流れ(期間は自身の実績次第)

  1. 自分のSNSを運用して実績を作る
  2. クラウドソーシングに登録して案件を探す
  3. DM営業・SNS発信で案件獲得
  4. XやInstagramで「SNS代行しています」と発信
  5. 中小企業や美容サロンなどにDM提案
  6. 契約・運用開始

他の副業の流れと異なるのは、自分のSNSを運用して実績を作ることが必要です。企業にとっても、提案をしてきた人物のアカウントが積極的な発信もせずフォロワー数も少なければ説得力に欠けることは容易に想像できると思います。

また、案件のアプローチ方法が多様なので、同時進行的に発信活動と案件応募をしていくことが重要になります。

デジタルコンテンツ販売

初期投資額0〜3000円/月程度
初期投資するもの必要に応じてChatGPTやNotion、Canvaの有料課金
副業の月収目安0〜50万円
必要なパソコンM2以上のMacbook Airメモリ8GB/SSD256GB
※動画や写真、デザインコンテンツを使用する場合はスペックを上げる必要あり
メリット初期費用がほぼかからない
スキルや経験を「資産化」できる
マーケティング知識が身につく
デメリットすぐには売れない(信頼構築・発信が必要)
アイデア・ネタ切れのリスク
コピーコンテンツのリスクや著作権管理が必要
売上が安定しにくい

デジタルコンテンツ販売の流れ(ゼロからなら6ヶ月以上)

  1. リサーチ
  2. テーマを決める
  3. 複数記事を無料で投稿
  4. 有料コンテンツを制作
  5. SNSで発信・宣伝
  6. 購入者の反応を反映して改善

デジタルコンテンツ販売のプラットフォームで人気を集めているのが、noteです。他にも、KindleやBrainなども挙げられます。

販売の流れも例に挙げましたが、他の副業で実績を積んだあとにノウハウをデジタルコンテンツとして販売する流れもあるでしょう。SNSと相性が良いことも特徴です。

いずれにしても、購入する層が何を求めているのか、リサーチ力と発信力が重要です。

ハンドメイド

初期投資額ハンドメイド品による
初期投資するものハンドメイド品の材料費や工具代
副業の月収目安〜5万円
必要なパソコンM2以上のMacbook Airメモリ8GB/SSD256GB以上
メリット趣味をそのまま収入源にできる
ファンやリピーターが増えると安定収入に
SNSと相性が良く、宣伝しやすい
デメリット作品が売れるまでに時間がかかる
作業量に対して単価が低くなりやすい
在庫や発送などの管理が必要
流行・デザインの研究が欠かせない
トラブル(破損・クレーム)対応の手間がある

ハンドメイドの流れ

  1. ジャンルを決めて試作品を作る
  2. 販売サイトに登録する
  3. 商品ページを整える
  4. SNSで発信する
  5. 販売開始をして初回注文を獲得
  6. リピーター・ファンづくりへ

ハンドメイドは学習方法が体系化されにくいジャンルであり、好きが高じてそのまま副業にするケースが多いです。

ハンドメイドに限らずですが、特に難しいこととして値段付けが挙げられます。利益率を計算して、適切な値段をつけましょう。値段が安いと副業ではなく趣味になってしまいますし、値段が高いと売れません。

また、SNSは無料の広告ツールなので、積極的に発信して使いこなしましょう。リピーターやファンを自分につけられれば、ハンドメイド品も売れやすくなります。

スキル販売

初期投資額700円/月程度(デザインツール代)
初期投資するものCanva Pro(デザインツール)
その他スキルに合わせた機材など
副業の月収目安〜20万円
必要なパソコンM2以上のMacbook Airメモリ8GB/SSD256GB以上
(動画系スキルならメモリ16GB/SSD512GB以上)
メリット自分の得意や経験をお金にできる
初期費用がほぼ不要
デメリット最初は信頼がなくなかなか売れない
価格競争に巻き込まれやすい
レビュー依存度が高く、低評価が響く
継続的な販売には改善・分析が必要

スキル販売の流れ(8までで6ヶ月以上)

  1. 何が売りに出されているかチェックする
  2. スキルを棚卸しする
  3. 販売するカテゴリを決める
  4. スキルマーケットに登録
  5. 魅力的な出品ページを作成
  6. 低価格で初実績をつくる
  7. 価格とクオリティを徐々に上げる
  8. SNSやnote、ブログで宣伝

ライティングや動画編集もスキル販売といえますが、ここではイラスト作成、占い、相談、翻訳、ナレーションなどのスキルを販売することを指します。

スキル販売は自分の得意なことをお金に変える低リスクな副業といえます。最初にココナラやクラウドワークス、ランサーズで何が売りに出されているかチェックしましょう。

「自分ならもっといいモノができそう」というジャンルがあればベストですが、なくても出品しながら学習していけば良いです。

スキル販売はレビューが0だと売れにくいため、とにかく最初の1件を取ることにハードルがあります。低価格でも良いので、出品して反応をみつつ、徐々にクオリティを上げていきましょう。

コンサルティング

初期投資額1000円〜3万円程度
初期投資するもの名刺代書籍代資格・講座(必要に応じて)
副業の月収目安〜100万円
必要なパソコンM2以上のMacbook Airメモリ8GB/SSD256GB以上
メリット自分の専門性を収益化できる
案件単価が高く、スケールしやすい
デメリット実績がないと売れにくい
成果責任が重く、クライアントに対応力が求められる
専門性が浅いと、単発で終わりやすい

コンサルティングの流れ(6までで1年以上)

  1. 自分の専門分野を定義する
  2. 実績・知見を可視化する
  3. 無料相談・モニター募集
  4. 口コミ・紹介を得る
  5. 有料化・継続契約に移行
  6. Webサイト・LP整備

コンサルティングというとハードルが高いように思いますが、個人向けの相談やスポットアドバイスもコンサルティングに入ります。

マーケティングや経営戦略、法務、広報、ECなどは需要も単価も高く、案件数も多いです。

ゼロから始める場合にはまず個人向けや知人経由で単発の案件を見つけましょう。

自分にはコンサルティングできるほどの実力がないから⋯と諦めてしまう気持ちになるかもしれませんが、ハードルが高いからこそ参入障壁が高いといえます。

また、これまでに解決してきたことのノウハウが、今現在つまづいている企業にとっては喉から手が出るほど欲しい場合があります。要はタイミングでもあるので、まずは営業をかけてみましょう。

Webデザイン

初期投資額4,539円(4ヶ月目以降9,080円)〜
初期投資するものAdobeCreativeCloud実績があればポートフォリオサイトのサーバー・ドメイン代
副業の月収目安〜30万円
必要なパソコンM2以上のMacbook Airメモリ16GB/SSD256GB以上
メリットスキルが資産化しやすい
(デザイン+マーケ知識に応用可)
実績をポートフォリオで可視しやすい
デメリット最初は低単価で案件を受けざるを得ない
トレンド・技術の更新が早く、学習が継続的に必要
デザインだけでなく「伝わる構成力」も求められる
修正対応など、クライアントコミュニケーションが発生

Webデザインの流れ(5までで6ヶ月〜1年)

  1. 1〜3ヶ月程度の学習
  2. ポートフォリオを公開
  3. バナーなどの低単価案件から受注
  4. レビューと実績を積み上げ
  5. 単価アップ&リピート顧客確保

WEBデザインは必須ソフトが比較的高額なので初期費用がかかります。しかし、最初の1〜3ヶ月は割り引きされることが多いので、積極的に活用しましょう。

ソフトの使い方も覚えないといけませんし、学習コストも比較的高いですが、ゼロからの参入障壁は高めだといえます。学習しつつ簡単なバナー制作の依頼を受けて、同時進行的に実績を積むことを推奨します。

人の紹介などがなければ最初は低単価にならざるを得ませんが、リピーターを獲得できれば独立も視野にいれられる副業です。

【初期投資やや高め】月5万円稼げるおすすめ副業2選

ここではパソコンへの初期投資が高くなってしまう、動画系の副業について紹介します。

動画編集

初期投資額20,000円〜
初期投資するものAdobeCreativeCloud外付けSSD1~2TB
副業の月収目安〜30万円
必要なパソコンM3以上のMacbook AirかProメモリ16GB/SSD512GB以上
メリット案件数が多く、YouTube市場が拡大中
将来的にディレクター・チーム管理など上位職へ発展可能
デメリット納期がタイトで夜間作業になることも
クライアントの要望が細かく、修正対応が多い
高スペックPCが必要
編集作業と書き出しに時間がかかる

動画編集の流れ(6までで6ヶ月〜1年)

  1. 学習・練習
  2. ポートフォリオ制作
  3. 案件探し
  4. トライアル案件を受ける
  5. 継続契約へ発展
  6. 単価アップ・リピート獲得

学習は高額なオンラインスクールなどに申し込む必要なく、無料で身につけられる情報で十分です。YouTubeで「動画編集 初心者」や、「Premiere Pro 初心者」といったソフト名+初心者で検索すればわかりやすい解説をしてくれているチャンネルを見つけられます。

動画編集は高スペックパソコンが必要であるため、パソコンへの初期投資額が大きいです。例えばMacbook Pro M4Proチップで328,800円(税込)と高額になる傾向があります。

動画編集ソフトも高額なので、他の副業よりも初期投資という意味でリスクが高いです。しかし、多少高くてもリセールバリューが良いパソコンを買うべきだと筆者は考えています。

Macbook Proを328,800円で購入して4年後にメルカリやヤフオクで出品すれば半額以上で売れるでしょうし、そうすれば買い替え代の足しになります。

Windowsでリセールバリューが良いパソコンを買うとなるとある程度の知識がないと難しいことと、操作性が初心者に優しいという点でMacbookを購入したほうが無難です。

自身がYouTube投稿者になることも可能なので、向いていないと感じた場合はYouTubeにシフトして、動画編集のスキルを活かすことができます。

YouTube

初期投資額15,000円〜
初期投資するもの外付けSSD1~2TB
副業の月収目安〜100万円以上
必要なパソコンM3以上のMacbook AirかProメモリ16GB/SSD512GB以上
メリット顔出し不要でも始められる(ナレーション・テキスト動画など)
過去動画が資産になる
影響力を活かして他の副業にも展開可能
デメリット収益化まで時間がかかる
(登録者数1,000人以上+総再生時間4,000時間以上)
撮影・編集に時間がかかる(1本に3〜10時間)
成果が不安定
炎上・著作権リスクも存在

YouTubeの流れ(6までで1年以上)

  1. テーマ決定(例:旅行・Vlog・解説・教育系)
  2. 競合分析&差別化ポイント設定
  3. 動画投稿開始(週1〜7本)
  4. チャンネル分析・改善
  5. 収益化条件クリア(登録者1,000人+4,000時間)
  6. 企業案件・アフィリエイト導入

「おれ、YouTubeで稼ぎたいんだ」とパートナーや家族に言ったら冷ややかな反応が返ってくることでしょう。他の副業と異なり、家族の理解といった意味でもゼロからのスタートはハードルが高いです。また、動画編集ができるパソコンを買う場合は初期費用もかさみます。

さらに、空き時間のすべてをYouTubeにささげても半年以上無収入ということが十分に起こります。そのときに心が折れないことが必要で、動画を撮ることや編集すること、反応を少しでももらえることが嬉しいなど、モチベーションのポイントが多ければ多いほど続けられます。

また、他の副業にも言えることですが、YouTubeに関しては「量が大事」と伝えているYouTuberが特に多いように思います。私も、ストック型の副業はとにかく学習するまえに1本アップすることが重要だと考えています。

常に投稿しながら考えて、PDCAを回すことで動画の質を上げていきましょう。

4.すべての副業に共通して必要なこと

ここまで紹介した副業で、気になったものはあるでしょうか。それぞれメリット・デメリットなど特徴がありますが、すべての副業に共通することをこれから紹介します。

とにかく始めること、手を動かすこと

思い立ったらすぐに行動することが副業の必須条件です。

「時間がないし⋯」
「いまさら参入しても遅いし⋯」
「スキルもないし⋯」

でも、でも、でも⋯

悩んでいる間に何千人、何万人と行動を始めて0→1を達成し、最初の報酬を手に入れています。

ブロガー界隈で著名ななかじさんは20年以上まえからブログなどで売上をたてていますが、20年も前から「アフィリエイトやブログっていまさら参入しても遅いですよね?」と業界では言われていたそうです。

YouTubeにしても、遅い遅いと言われつつ、いまも視聴者数もクリエイターの数も増加しています。

2025年の時点で、世界のYouTubeクリエイター数は約6,900万人に達しています。これは2024年初頭の6,180万人から増加しており、1年間で700万人以上増えたことになります。

どの副業も、時間が経てば経つほど難易度が上がるのは間違いないでしょう。

私もWebライターをしていますが、参入してくるライターがやはり増えていてると感じています。

なので、とにかく始めて、手を動かして、成果物を出しましょう! 試行回数の量で成功が決まるのは間違いないです。

買い手を先に見つけること

いずれかの副業に取り組むにあたって、気になることは「どうやれば稼げるのか」。それに尽きるのではないでしょうか。

すべての副業に共通することとして、まず買い手を見つけることが重要です。

ディスカバリーチャンネルというYouTubeのチャンネルをご存知でしょうか。そのなかで覆面ビリオネアという企画があります。

億万長者の起業家に100ドルと中古トラックと連絡先の入っていないスマホを渡して、知らない街で起業してもらうという企画です。

そのなかで起業家・グレンは何度も言います。

「Find your buyer first.(最初に買い手を見つけなさい)」

どんなにアイディアが優れていても、実行力があっても買い手がいなければ副業は成立しません。

ブログをやるなら激戦ジャンルをやることが定番だし、ライターをやるならまだまだ買い手がいるSEOの知識を入れないといけません。

ちなみにこのメディアは激戦ジャンルではありませんが、「副業をこれからはじめる人」をターゲットにしています。副業は政府が後押ししていることもあって、読者(買い手)がいるジャンルです。

買い手がいるのであれば、その人の役に立つコンテンツを発信することで人を集められます。

ストレスを解消してくれる、便利になる、癒やされる、そういった欲求をもっていて、それが叶えられていない人はいませんか?

そういった人を見つけることができたら、ビジネスチャンスです。

すぐにでも叶えられていない欲求を満たすべく、副業を始めてみましょう。

先人より優位であること

選んだ副業のジャンルのなかで自分が優れていること、もしくは優れている商品を出せることも重要です。

わかりやすい例でいえば、せどりです。他のユーザーよりも10円でも100円でも安くて、その商品に需要があれば売れていきます。

YouTubeといった才能を売り物に変える副業でも同じです。

しかし、才能といっても捉え方に注意すべきだと私は思います。サイエンスジャーナリストの鈴木佑さんは好きなことや得意なことで才能を探してはいけないと著書で説いています。

天才性が見つかる 才能の地図

「才能とは比較優位性で、集団のなかで優れていれば良い」という考え方が大切です。才能は自分のなかにあるのではなく、社会のなかでそれが優れていることが重要なのです。

例えば「英語が得意だから、副業として英語学習系YouTubeチャンネルを作ろう」と考えたとします。

しかし先人にはAtsuEigoさんやTAROSACさん、ライアン鈴木さんなど到底追いつけないレベルの方たちがいます。この方たちと同じことをやっても、きっと勝てません。

同じ英語学習でも、先人たちがまだやっていないジャンルやテーマをやるべきです。

AI活用だけの英語学習、シャドーイングや英語日記に特化するなど、検索して自分が勝てそう、優れていそうなジャンルを探しましょう。

買い手がいるジャンルのなかで、自分が優位であればお客さんはついてきます。

5.副業NGの会社で副業をするには?

副業をしたくてもできない理由が、会社勤めの方に多いのではないでしょうか。もっとも多い理由として、会社が副業を禁止していることが挙げられます。

しかし、副業NGの会社でも注意点さえ押さえれば、副業バレを防ぐことができます。

副業がバレてしまう理由とは

基本的に所得が増えて、税金が増えることで副業がバレます。会社員であれば住民税と所得税は毎月給与から天引きされますが、確定申告でちゃんと申告しないと会社で給与の事務処理をする担当者に気づかれることになります。

また、副業をしているところを職場の人に見られたり、自分で副業をしていることを言ったりすることでそれが広まってしまうことが副業バレの主な理由のようです。

就業規則で副業が許可制だったとしても、副業していることを申告すべきではないと筆者は考えています。

なぜなら、本業で失敗したときや成果がでなかったときなど、「あの人は副業しているから本業がおろそかになっているんじゃないの?」とうがった見られ方をされてしまうことがあるからです。

また、残業をしないで帰ったときも、「あの人は副業をしているから」と思われてしまうこともあるでしょう。

基本的に副業はこっそりやることをおすすめします。

副業・兼業に関する規定の有無を確認する

筆者は「職場に許可や申請は不要」と思っています。先述した通り、会社のひとに副業をしていると思われることは不利益になることが多いからです。

しかし、他にすでに副業をしている人がいて、従業員からとくに不満に思われていない場合は、許可をとることも検討したほうが良いでしょう。

隠し事をしながら仕事をすることもなかなかのストレスです。そのため、副業に対してオープンな会社であることがわかっていれば、許可をとって集中できる環境をつくったほうが良いです。

確定申告と税金の基礎知識を学ぶ

確定申告や税金の知識がないと、売上を立てても取られ放題になってしまいます。わからないから不安になって副業を始められないという方も多いと思います。所得税と住民税はそれぞれ納め先が異なるため、申告のルールも違います。

所得が年間20万円以上なら確定申告が必要
所得が年間20万以下でも住民税申告が必要
所得とは…売上-経費
経費とは…売上を得るために直接必要だった支出

売上が30万円あって経費が15万円であれば、所得は15万円なので、確定申告が不要です。しかし、住民税申告は15万円でも必要になります。

売上が30万円あって経費が0円であれば、所得は30万円なので、確定申告が必要です。税務署から確定申告の情報が市区町村に渡されるため、別途自分で住民税の申告が不要になります。

副業バレを防ぐには「普通徴収」で申告する

副業が会社にバレてしまう大きな理由は、所得の増加によって税金が高くなるためです。

会社が一括して住民税を払うため、経理担当が気づくケースがあります。

会社に副業がバレたくない場合は、事業で得た所得にかかる税金の徴収方法を「特別徴収」から「普通徴収」に変更する手続きを行いましょう。

特別徴収…会社が給与から住民税を天引きして払う徴収方法

普通徴収…自分で住民税を納付する徴収方法

確定申告書にも住民税申告書にも、特別徴収か普通徴収かを選べる欄があります。

普通徴収にチェックを入れて申請しましょう。

6.副業は初期投資を抑えて、早く始めよう

副業で月5万円を稼ぐことも、ましてや1円稼ぐことだって、難しい道のりです。しかし、決して不可能な目標ではありません。

2025年現在、多くの会社員が副業で収入を得ています。大切なのは、完璧を求めすぎず、まず一歩を踏み出すことです。最初は思うような収入が得られなくても、継続することで必ずスキルは向上し、収入も上がっていきます。

本業との両立は最初は大変かもしれませんが、時間管理のスキルが身につけば、むしろ本業でも効率的に働けるようになります。副業で得た新しい視点や スキルは、キャリア全体にプラスの影響を与えます。

月5万円の副収入があることで、生活に余裕が生まれ、将来への不安も軽減されます。家族との時間をより豊かに過ごしたり、趣味に没頭したり、さらなるスキルアップのための学習資金にしたりと、可能性は無限に広がります。

今日からできる小さなアクション

  1. 会社の就業規則を確認する
  2. 自分のスキルと利用可能時間を整理する
  3. 気になる副業のプラットフォームを1つ見てみる
  4. 副業に関する情報を収集する時間を作る
  5. 家族に副業について相談する

あなたの副業成功を心から応援しています。一歩ずつ、着実に目標に向かって進んでいきましょう。

もしこのメディアをきっかけに収益を上げることができたら、ぜひ取材させてください(笑)

ともに前に進みましょう。応援しています。

ABOUT ME
ボビー斉藤
ボビー斉藤
Webライター・ブロガー
ライター歴12年の1985年生まれ。2024年にWebライターとして独立し、取材やIT系メディアのコンテンツを中心に執筆している。
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