現役Webライターが伝えたい実態!データと体験談でわかる現実とは
- Webライターってセルフブラック労働じゃないの?
- 実際稼げるのか知りたい!
- Webライターを始めたいから本音と実態を教えて!
Webライターに興味があって検索したら「やばい」「やめとけ」がヒットして、鵜呑みにした結果いつまでも始められない人が多いです。
筆者は12年編集とライティングを経験して、月50万円以上稼げるようになりました。しかし、その12年の間、何度も収入の浮き沈みを繰り返し、「Webライターの現実」に直面してきました。
そこでこの記事では、Webライターの実態をデータと体験談の両面から詳しく解説します。
この記事を読めば、Webライターのリアルを知り、正しく安心し、正しく恐れ、具体的な行動にまで落とし込むことができます。
筆者が12年編集とライティングに取り組んできたからこそわかる実態を本音で書きました。Webライターに興味がある方はぜひ最後まで読んでください。
データで見るWebライターの実態とリアルな年収
Webライターの収入の客観的データを紹介します。これを読めば、専業・副業Webライターのリアルがわかります。
(参考:【稼げない?】Webライターの平均年収は?現役ライター300名のアンケート結果を公開)
フリーランスWebライターの平均年収は408万円

Chapter Two Mediaによると、フリーランスWebライターの平均年収は408万円です。これは1〜3年目までのフリーランスを対象にしたアンケートで、経験を積むにつれて平均年収が上がります。
- 1年目…298万円
- 2年目…419万円
- 3年目…507万円
初年度はやはり苦戦するようで、日本人の平均年収を大きく下回る結果です。しかし、スキルや実績を積み上げていけば、年収は100万単位で増やせることがわかります。
副業Webライターの平均年収は113.5万円

副業Webライターの平均年収は113.5万円で、安定的に5〜10万円稼いでいることがわかりました。このアンケートも1〜3年目で平均年収が異なります。
- 1年目…83万円
- 2年目…118.3万円
- 3年目…139.3万円
3年目ともなるとWebライターとしてスキルや実績が積み重なるので、収入が増え、家計の大きな助けになることは間違いありません。
なぜWebライターは「やめとけ」「ひどい」と言われるのか?
データ上でWebライターは「手堅く稼げる」仕事であることがわかりました。ではなぜ、Webライターは「やめとけ」「ひどい」と言われることがあるのか? その理由を解説します。
低単価案件が多くセルフブラック労働になりがちだから
未経験でWebライターを始めるときは、低単価案件しか受注できないことが多く、セルフブラック労働になりがちです。Webライターは始めやすく人口が多いので、案件の奪い合いになるからです。
例えば、クラウドワークスで、3000文字以上の条件で抽出すると、200件程度の案件がヒットしますが、そのうち75%は文字単価1円以下の案件です。
実績をつくるため、低単価案件にも応募が集まるので基本的には案件の奪い合いです。ようやく受注できたと思ったら文字単価0.3〜0.5円などはざらにあることです。
実績を作って、早めに高単価の案件に挑戦することが重要です。
生成AIに仕事が奪われつつあるから
生成AIは初心者Webライターの仕事を代替しつつあります。安定した質の記事を一瞬で出力できるからです。しかし一方で、生成AIによって業務の効率化ができ、収入があがったと答えるWebライターが35%いるというアンケート結果がでています。
(参考:生成AI時代のWebライター実態調査!約6割が品質向上、35%が収入アップと回答)
アンケート結果からわかるのは、品質や効率が向上した結果、一部のWebライターに案件が集まっているということです。
生成AIを使いこなすか、代替されてしまうか。これからWebライターを始めたい人に読んでほしい、「Webライターはやめとけ」を跳ね除ける具体的な行動プランを解説しているので、ぜひ読んでください。
【体験談】現役Webライターのリアルな実態・現実とは
「収入に関するデータはわかったけど、他のリアルの部分を知りたい!」という方に、現役Webライターの筆者の現実を紹介します。稼げるのか?1日のスケジュールは?つらくはないのか?本音を書いたので、ぜひご覧ください。
【本音】ぶっちゃけ収入は毎月安定しない
収入は安定しません。完全出来高制で、納品した記事の単価と数によって収入が決まるからです。10万円しか稼げない月もあれば、50万稼ぐ月もあります。
収入の浮き沈みがあり「ひまが怖い」状況に陥ることも。そのため、業務委託のWebマーケターとして固定で月30万円をいただきながら、Webライターの案件を請け負っていたときは安定していました。
収入の100%を出来高制としてしまうと、人によっては強いストレスになりえます。専業の場合は、月額固定で報酬を受け取れる仕事を探すことがひとつの生き抜く術となります。
納期が重なると地獄!たまに徹夜することも…
納期が重なり、徹夜をしないと間に合わないことも。筆者のように冷静に考えずに依頼をすべて請け負ってしまうと、納期前に苦しい思いを味わうことになります。
徹夜をしていい仕事はできません。時には仕事を失う結果に繋がります。筆者は、働かない頭で書いた原稿で、クライアントに迷惑をかけてしまった失敗も経験しています。
納期を重ねないようにクライアントと相談して調整しましょう。調整が難しければ、依頼の段階で断る勇気を持つことが重要です。
それでも「1日中書いていて苦ではない」
筆者は1日中書いていても苦ではないので続けています。楽しいとか楽しくないとかではなく、仕事に対してストレスが少ないので、Webライターは向いている仕事なのだと考えています。
図は筆者の1日のスケジュールです。

案件がないときは当メディア『副業マガジン』の発信活動に充てているので、1日中書く日も珍しくありません。
Webライターに興味がある方は「書くことが楽しい、好き」以外にも「苦ではない」という観点で選んでみることをおすすめします。
スキルが上がり、自分の成長を実感できる瞬間が楽しい
Webライティングスキルの向上を、クライアントの評価や自身の感覚で実感することがあります。成長した!というその感覚はやはり嬉しいし、楽しくなります。
筆者は1時間1000文字程度のライティングが可能で、Webライターにしては筆が早くありません。しかし、書き続けるうちに1時間あたりの執筆可能な文字数も徐々に増えています。感覚ではなく数字で見えることも、やはり嬉しいことです。
Webライターに挑戦したい方は、自身の成長を実感できるポイントをいくつも設定しておくことをおすすめします。楽しいと思えることが多いと、継続しやすくなります。
休みの日は営業活動や発信活動に充てている
「フリーランスは休みという概念は基本的に捨てたほうがいい」派なので、完全にオフの日はあまり設けていません。案件がないときはクライアントに新規で営業活動をしたり、当メディアの執筆時間に充てたりしています。
Webライターとブログ、noteは相性の良い事業なので、積極的に育てています。
自身でメディア運営をして、大量のWebライターを抱えながら年収2,000万円を叩き出している方もいました。
参考:【稼げない?】Webライターの平均年収は?現役ライター300名のアンケート結果を公開)
いま、まさに自身でメディア運営をして、いずれは年収を上げることを目指しています。
- 【コラム】Webライターは副業がちょうどいい
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筆者は専業でありながら、Webライターを副業にすることをおすすめしています。『副業マガジン』を運営しているからこそのポジショントークではありません。
生成AIの能力が高くなり、多くのWebライターが不要になる未来がくると考えているからです。(実際、すでに代替され始めています)
もし専業になりたいのであれば、以下の条件を複数満たしている方のみです。
- 複数のクライアントから1年以上の継続案件がある
- 生成AIが代替できない取材が得意だ
- 専門分野を持っている
- 自身のメディア経由で定期的に執筆依頼がある
- 専業なら月収100万を超えられる
- 2年程度の生活防衛資金がある
- いつでも会社員に戻れる
副業であれば、本業で生活基盤を守りつつ、攻めることができます。Webライター1本にする場合、生活基盤が固まった状態でないと、容易に崩れることが想像できます。
Webライターは、副業で。育ってきてから専業にしても遅くありません。
【取材】副業Webライターのリアルな実態・現実とは
Webライターを副業として取り組んでいる方に取材しましたので、紹介します。記事について詳しく読みたい方はこちらからご覧ください。
趣味のnoteが収入源に!副収入は5万円
なかむらあおさんはIT系で働く会社員。文章を書くことが好きで、noteで育児日記を書いていました。続けるうちに「どうやらnoteで稼いでいる人がいるらしい」と気付き、noteの有料化に挑戦。
初めはまったく売れなかったのですが、続けるうちに月1万円の収益を生んでくれるようになりました。
しかも、noteがポートフォリオ代わりになって、Webライターの案件を受注するきっかけに。
いまではWebライターとnoteの二軸で月5万円の副業収入を手に入れています。
「書くことが楽しい」から続けられる
副業を選ぶときは「楽しく取り組めるか?」という観点が重要です。本業や家事などをこなして、さらに副業となると、やはり楽しいことでないと休みたいという感情に勝てずに挫折するからです。
なかむらさんはいま、時短勤務に切り替えましたが、副業収入が立っていないときはフルタイム勤務で寝る時間を削ってライティングをしていたそうです。
その期間を乗り越えられたのも、ライティングが楽しかったから。書くことが楽しい、得意だと感じるのであれば、Webライターの重要な素質を持っています。
スキマ時間を有効活用して副業に取り組む
『副業マガジン』で取材する副業成功者は、基本的にスキマ時間を活用しています。通勤や移動の時間もすべて副業に充てないと時間が足りないからです。
なかむらさんも例外ではありません。通勤中の時間を活用するだけでなく、時短家電を駆使して、副業の時間を捻出しているそうです。
ついSNSや動画を見てしまう時間を有効活用できないか? という考えが重要です。10分あれば、リード文がひとつ書けるでしょう。
厳しい現実を乗り越える!Webライターとして生き残る5つのコツ
Webライターには厳しい現実が立ちはだかりますが、それを乗り越えるための生き残るコツを解説します。具体的な行動の参考にしてください。
クライアントから「好かれる(信頼される)人」になる
クライアントに好かれることで仕事が増えるのは間違いありません。発注してくれる人あって仕事が成り立つので、信頼を集めることなしに案件はもらえないからです。
信頼を集めるには品質の高い記事を書くことが前提ですが、ほかに以下のことを守るだけでも、クライアントからの信頼を集めることができます。
- 生成AIの出力したものをそのまま納品しない
- 報連相(報告・連絡・相談)をしっかり行う
- 納期に余裕をもって納品する
- レギュレーションを守り、修正の少ない高品質な記事を納品する
- 人当たりのよい、丁寧なメッセージを送る
- 請け負える本数が多い(キャパが多い)
クライアントはコミュニケーションコストの低い人が好きです。「この人とやりとりするのはラクだな」と思われることを心がけましょう。
自分だけの「専門分野・得意ジャンル」を作る
専門分野、得意ジャンルがあるWebライターは強いので、早めに身につけることが重要です。
クライアントは高品質な記事を求めているので、「何でも書けます!」は実は「平凡な記事を書けます!」と同義で、何も書けないことに等しいのです。
例えば、専門分野・得意ジャンルとは以下のことを指します。
- 本業でよく知っている分野である
- 難関資格を持っている
- そのジャンルに詳しく、情熱は誰にも負けない
- 体験談や一次情報を書ける
これらが身についていなくても案件は受注できますが、得意なものがないWebライターは生成AIに代替されやすいです。
Webライターが「自分に合っている」と思ったら、徐々に専門性を身につけていきましょう。
常にライティングスキル(SEO・AI活用など)を磨き続ける
Webライターは文章のプロなので、ライティングスキルを磨き続けましょう。ライティングスキルを磨き続けるのは、「生きるために呼吸する」と同じようなもので、当たり前にしなければならないことです。
ライティングスキルを磨くには、例えば以下のような行動が必要です。
- 書籍を読み込む
- 言葉の意味を調べる
- 時間をかけて推敲する
- SEOの知識を身につける
- AIの文章を鵜呑みにせず参考にする
- クライアントのフィードバックで改善する
特に重要なのは、時間をかけて推敲することです。文章を何度も練り直せば良い表現が見つかり、ムダな言葉を省くことができるので、ライティングスキルが効率的に身につきます。
クライアントに納品するまえに、原稿を1日空けて見直すことがおすすめです。時間を空けることで、より客観的な視点で自分の文章と向き合いやすくなります。
noteやWordPressブログで「自分のメディア」を持つ
自分のメディアを持つメリットは大きいです。ライティングスキルを高める場になりますし、ポートフォリオ代わりにもなります。
ここでいう自分のメディアとは、日記ではなく読者の役に立つ記事が投稿されていることを意味します。
先述した副業WebライターのなかむらあおさんはnoteがきっかけでWebライターの案件を受注することができました。自分のメディアが成長すればお金に替えることもできますし、クライアントにアピールもできます。
稼働時間との相談ですが、自分の名刺代わりにもなるメディアを積極的に検討しましょう。
定期的にちょっと背伸びをした案件(高単価)に挑戦する
高単価の案件に挑戦すればステップステップになり、自分の市場価値を知ることができます。
例えばクラウドソーシングサイトで経験を積んでいるWebライターであれば、Web制作会社に直接営業したり、求人サイトの業務委託案件に応募したりと、より自分を高く買ってくれる相手を見つけることが背伸びにあたります。
受注できればステップステップになり、失注すれば改善策を考えるきっかけになります。
定期的にちょっと背伸びをすることで、Webライターとしてのレベルアップにつながります。
Webライターの実態を悲観しなくてOK!! 気にせず挑戦しよう
この記事では、データと現役ライターの体験談から「Webライターの実態」を解説しました。
「単価が安い」「AIに仕事が奪われる」「納期に追われる」といった厳しい現実は確かに存在します。しかし、お伝えしたように、クライアントからの信頼を積み重ね、スキルを磨き続ければ、しっかりと収入を増やしていける手堅い仕事でもあります。
ネット上に溢れる「やめとけ」「ひどい」という言葉の多くは、正しいやり方を知らずに途中で挫折してしまった人たちの声です。あらかじめ厳しい実態を知って「正しく恐れる」ことができているあなたなら、必要以上に悲観することはありません。
いきなり専業になってリスクを背負う必要はありません。まずは、本業で生活基盤を安定させながら、リスクゼロの「副業」として始めてみませんか?
Webライティングは書くことが好きな人にとって、多くの可能性に満ちた副業であると断言します。
